単に手榴弾と呼んでますがね・・・

更新は一週間に一度。稀にサボります。

M-1955 Body Armor (2nd ver)

ようやくベトナム戦争海兵隊の象徴、M1955ボディーアーマーを手に入れましたので紹介したいと思います。
今回紹介するのは1967年頃から生産されている腹の部分にポケットが追加された2番目のタイプになります。
使用については海兵隊と海軍が主で、極稀に陸軍の兵士も着ているのが確認できます。
違った用途としては、ヘリの床に敷いて装甲代わりにしたとか言う話も聞いたことがあります。

海兵隊は上陸した初期から中期手前まで余りボディーアーマーを着ていなかったそうですが、1967年ケサンの砲撃が激化したあたりから着用を義務つけたようです。
と言っても、暑さのせいか結構ジッパーを閉めないで使っているのが確認できます。
ジッパー閉めないで防御を疎かにしているのを見るとなんともアメリカ軍らしい。
また陸軍と違い、アーマーの内側に装備を付けるようにしていたためとも考えられます。
逃亡時にアーマーを捨てても装備を残すためらしいのですが、結局は動き辛くなってしまうためジッパーを開けたままにするとか、バンダリアで弾薬を携行するなどするしかなかったようです。
結局、ベトナム戦争は撤退することになりますが1975年の撤退直前もこのアーマーを着ているのが確認できます。

詳細を見ていきましょう。
DSCF1595.jpg
正面。
襟とポケットはナイロンが使われているが、それ以外はコットン。
腹から胸にかけて、FRP(繊維強化プラスチック)プレート?が左右5枚ずつ折り重なるように挿入されていて、肩周辺には防弾ナイロンが入っている。
ジッパーはODに塗られているが、使っているうちに地色が出て来てしまった。
胸の部分に小さなポケットとペン入れがあるが、マガジンを入れたり、タバコを入れたりしているを目にできる。
腹部分のポケットは1番目のモデルには付いていなかったが追加され、手榴弾やマガジンを入れたりできる。

DSCF1592.jpg
背面。
背面には11枚のプレートが挿入されている。
ちなみにプレートが鎧のように折り重なって挿入されているので、着心地はあまりよくない。
肩の部分にロープが縫い付けられており、スリングやストックの滑り止めに使う。
下部にはダブルワイヤーフック用の鳩目があるので、ワイヤー装備のものなら装着できる。
中にはピストルベルトを使わずに、アーマーに直接付けた装備だけを使っていた兵士もいる。

DSCF1594.jpg
タグ。
ARMOR, BODY, FRAGMENTATION PROTECTIVE; UPPER TORSO;(W/COLLAR, M-1955)
M67004-80-C-0144 DATED 28 MAY 1980 1980年製ですが見た目は同じなので、着ていれば判らない。
サイズはMサイズですが、Sサイズは見たこと無いのでおそらく生産されていない。
他にはLとXLがある。

80年製なのがちょっと残念ですが、極上品はなかなか出てこないのでこの際妥協。
ちなみに生産は82年までされていたようです。
入手に関してはかなり難しいです。
オークションでもあまり見かけず、程度がいいものはほとんどありません。
オークションだと25000円程度で、ショップだと40000~60000円くらいであったりします。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://grenade.blog56.fc2.com/tb.php/155-f7bfe1f6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

まとめ